12.14
ウェブデザイン制作の現場で学んだことを整理するためのメモ/CMS【コンテンツマネジメントシステム】
CMSの種類について
今回は今や世界中で利用されているCMSについて、
実際にどれくらいの種類のCMSがあって、実装するにはどんなCMSがお勧めなのか…等、
色々と調べながらまとめて行きたいと思います。
まずはCMSとは…というところでおさらいです。
CMSとは‥‥CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)はウェブサイトのその呼称の通りウェブサイトを管理画面から管理・更新出来るシステムのことです。これは従来のhtmlやcss等のコードやスクリプトを直接編集することなく、ウェブサイトを編集できる仕組みのことで、CMSを導入することによって、ウェブサイトの運営管理者はソースやコードを編集することなく、記事やコンテンツの投稿や修正を行うことができます。この仕組みにより、ウェブサイトの管理者は専門知識が無くても、ウェサイトを管理・運営することが可能になり、外注費や時間のコストを大幅に削減することが可能になります。
流通しているCMSの種類と特徴
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Word Press:ワードプレス
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2018年現在、世界で最も流通しているワードプレス。
カスタマイズや機能拡張を請け負うウェブ制作会社も多く存在しており、新規でもウェブ制作依頼先を見つけやすく、また、運用中のウェブサイトの管理委託先を選択し直さなければならないといった不測の事態になっても、ワードプレスのウェブサイト制作経験の豊富な会社を見つけることが出来るというメリットがあります。
デザイン自由度が高いので、オリジナルのウェブデザインを導入しやすく、しかも上記のような理由からも比較的安価で制作が可能です。
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Movable Type:ムーバブルタイプ
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MT(エムティ)という呼称で表現されることもある有料のCMSムーバブルタイプ。
商用で使用するには有料のライセンス契約が必要になりますが、利用者も多く、歴史も長いCMS。
特徴としては有料ライセンスの購入後は1年間サポートが受けられるという点です、ワードプレスのように自分で情報収集して解決しなくてもサポートに相談して問題解決できる点は安心です。
また、動的に制作したコンテンツを静的(html)で書き出してウェブサーバー上に公開しる形になる為、ページ単位での表示速度はワードプレスよりも早くなります。
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XOOPS:ズープス
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ポータルサイト等、ユーザー参加型の情報共有サイトを構築するのに適したCMS。
最大の特徴はcmsでありながらSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のウェブサイトを構築可能な点で、コミュニティサイトをcmsで構築したい…というケースにおいてはXOOPSもしくはXOOPS Cube(派生サービス)を利用することをお勧めします。
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以上の3つを取り上げましたが。
恐らくですが‥‥新しくCMSを導入するならワードプレスという方が圧倒的に多いでしょうし、MTユーザーも一定数いるとはいえ、やはりそこは、昔に導入したので変えられないという理由が多いと予想します。一般的なウェブサイトをCMS化するとか、ウェブサイトにCMSコンテンツを追加するという場合においては、開発会社とライセンス契約でもしていない限りワードプレスをお勧めする制作会社さんが多いのではないでしょうか?
ズープスくらい特徴があるサービスですと、コミュニティサイトを構築する際には逆に一択になりますので、分かりやすいですよね。